舞台裏話 その４ ＆ その５

出演者　集合時間の　２時、

 

楽屋に入ると　ちょっとして　若い男の子が　入ってきました

「出演するの、何歌うの？」　と聞くと　

「エグザイルの　ラバーズアゲイン」という

お…　演歌じゃない、　若い人も　歌うんだ

 

きりこ　「どんな歌だっけ」

 

E君　「ここで歌えと」

 

きりこ　「いや　いいけどさ　リハーサルで聞かせてもらう　

エグザイルは　ティアモしか知らない　玉ちゃんが歌った曲」

 

E君　「ああ　 エグザイル魂で…」

 

きりこ　「そうそう　安全地帯とか　玉置浩二　知ってる」

 

E君　「うん　お母さんが　よく聴いてたから　昔の歌なら　知ってるよ　」

 

リハーサルまで　けっこう　時間があったので　なんだかんだと　話しが弾んだ

人懐こく　感じが　良い　

聞くと　２５才だという　,ウチの末娘と　たいして変わらない

 

さらに　リハーサルの　歌声を聴いたら　　うまい　声もいい

(　「歌うの　１人、たった　５秒だったよ」と、

エグザイルの　ヴォーカルオーディションにも出たらしい)

 

しかも　優しい　

 

…というのは

 

 

「歌い終わった順に　会場の関係者席に移って　観覧していてください」と、いうスタッフの話を

聞いていた　私たち出演者

 

舞台裏で　順番を待っているとき、私の出番が　一番最後だったので　

「あ～じゃあ　舞台裏には　私一人になっちゃう」というと

 

「僕が　待っていてあげるよ」　　

え　　ほんと　ありがとう　　胸キュン　やっさしー

 

こういう心理状態を　吊り橋ナントカと　言うんだそうです

 

「危ない不安定な状況で　そばに居る人を　好きになっちゃう、っていう」

イヤイヤ　息子世代だっつーの

 

 

 

さて　そんな　E君の　優しさに　図に乗ったアタシ

 

いよいよ　次に　私の番となったとき　　（７才の女の子のすぐ後でした）

急激に　緊張が　高まって来ました

 

歌い終わり　隣にいた　E君に　「ちょっと　握手して」と　手を差し出しました

 

E君　「僕の手　あったかいよ」

 

「よぉ～し　若いパワーをもらったぞ」と　おもいきや

 

隣にいた　オヤジが　　(いや　失礼<(_ _)>)

 

「じゃあ　わたしも…」

 

ええ　…　

 

そして　そのまた　隣に居残っていた　オヤジ　(こりゃまた失礼<(_ _)>)も　　

 

手を差し出してきて

 

はい　

 

あぁ…　

 

　若いパワーだけで　良いんだけど…　(心の中でつぶやく)

 

 

断る訳にもいかず

 

この際　若者だろうが、オヤジだろうが　バケモノだろうが　知ったこっちゃない

ド緊張している　アタシ

　

若者　＋　オヤジ　＋オヤジ　の　握手で　パワーいただき　ステージに　向かったのであります　

 

そして　その後　E君は　ステージで　もらった　花束を持ってくれたり…　

 

あ、　花束で　思い出しました

 きりこの　ロマンス話の途中ですが　いきなり 

 

裏話その５　に　突入

 

 

歌い終わって　インタビューを受けているとき　花束を　持って　息子に連れられ　孫が…

いつのまに　花束なんか…

 

数日前、他の友人から　「花束を持っていこうか」と　メールがあったけれど　

「と～んでもない　、　素人なんだから　カラオケなんだから　」と　断ったのに。

 

なんでも　チバテレビの　カラオケ選手権とやらでは　お友達やら　身内が

歌い終わった人に　花束を上げているらしいのよね～

 

うちは　チバテレビ映らないので　見たことがないの　

 

誰かの入れ知恵か　息子の　意外な　行動に　驚く

 

その４に戻る

 

２人から　お花をもらったので　そのお花を持ってくれたり　

賞品の　重たいペットボトルのお茶１箱　を　運んでくれたり、着物の私の　足元を気にしてくれたりと

とにかく　と～っても、優しい

 

私の　友達が　「あの子誰」と聞くので　

「息子が　もう一人できたみたい」なんて言っていたんだけど

そのうち　E君も　アタシを　「お母さん」なんて　言うし　

 

 

後日　娘たちも　

 

娘　「ねぇねぇ　ママとずっと　一緒に居た男の人、誰」

 

母　「あの子ね　すっごく優しいんだよ」

 

娘　「え～　なんか　怖～い、なんか　あるんじゃないの」

 

母　「あの子なんか　苦労しているみたいでさ　高校行きたいなら　自分で稼いで行きなって

言われたんだって　

お母さんが　再婚して　義理のお父さんが　キツかったのかね　

だから　１５才からずっとバイトしてたらしいよ。それで　車の免許を取る暇も無くて　あの日も原チャできたらしい

一人暮らししているみたいだし、　彼女もちゃんと　居るみたいだよ」　

 

娘　「へぇ～」

母　「電話や　アドレス交換しちゃった、メールくれれば　ライブダムの部屋　予約取ってくれるって」 

 

 

Ｅ君は　某総合ゲームセンターに　勤めているそうで

仕事仲間が　応援に来ていました　(その　ゲームセンターには２，３度行ったことがある)

 

舞台裏から、　客席を見て　

「あの　端っこに　座っている人は　僕が　15のときに　バイトしていた所の上司で　いまの職場に引っ張ってくれたんだ　だから　もう　8年くらいの付き合い」

なんて　話してくれたりもした

 

そうそう　Ｅ君　歌の本番では　歌詞が　飛んでしまって　うまく歌えなかったので

今度　ちゃんと　歌ったのを　ライブダムで　録音して　みなさんに　お聞かせしたいと思っております

 

Ｔｉａｍｏも　歌えるらしいから　覚えて　一緒に歌わせてもらうぞ　おー

ダムの仲間に引っ張り込むぞ

ついでに　彼女も

 

実は　最初に紹介した　赤レンジャーちゃんの　ブログを見つけ　フレンドになったし

（うん　一番若い　フレンドだな）

 

１７才の友だちって、　どこまで　若返るんだ　アタシは…。

 

ちなみに　皆さんが歌われた歌

 

雪が降る

気まぐれロマンティック

マイ・ウェイ

ＬＯＶＥＲＳ　ＡＧＥＩＮ

凍て鶴

絆酒

越前忍冬

山里しぐれ

いのちの花

恋するだるま

 

 

 

と　ここまで　下書きして　記事公開するの忘れとったわ

1年半も　過ぎとるっ

 

その後　一緒に　カラオケに誘ったことも　あったけど　風邪をひいていたりと　

けっきょく　未だに　実現できてません

元気かなぁ～　Ｅ君

 

ところで　Ｅ君て　なんて言う　名前だったかのぉ～

Ｅ…　え　頭文字が「え」の　名前って　どんなだ

 

え　がしら…　ちゃう　ちゃう　イメージ崩さんといてっ

 

携帯検索してみるか

でも、デートに誘う暇は　無いな…

 

たしか　あの時は　賞品でいただいた　佃煮を　お礼にあげたような気がする

アパートに　お米が　少しあるから　ご飯炊いて食べるって言ってた　ハズ　

 

ウチの店で　お腹いっぱい食べさせてあげたいなぁ